PEARL MAZIK パールマジック

ご注文・お問い合わせは 03-5726-9256

普段言えない気持ちを真珠に込めて・・・・ 想いを刻み込む、オンリーワンの贈り物。

「あなたの贈りたい言葉」
職人が一つ一つ心を込めて手彫りします

  • 母の日に
  • 恋人へ
  • クリスマス
  • 娘に
  • 誕生日に
  • 特別なあの人に
あなたの想いを手彫りで彫刻 「30文字程度の文字」を職人がパールに手彫りします

パールマジックとの出会い

仕事で出向いた中国のある街で出会ったその青年は、素朴な笑顔が印象的でした。

面白い人物がいるから会ってみないかと取引先の中国人の方に連れてこられた場所は、町はずれの古めかしい集合住宅。この辺りでは珍しくもない作りで、日本でも良く報道されているように、大きな地震に襲われたら簡単に崩れてしまうのではないかと心配になるような建物です。

建物の佇まいにひるんでいる私に構わず、取引先の方はその中に入っていきます。仕方なく後を追って薄暗い階段を上ると、風に乗って細かい砂が飛んでくるらしく、雑に打たれたコンクリートの上の砂を革靴の底がこすってじゃりじゃりと音を立てます。

いくつかのフロアを上がりながら、一体こんな場所に面白い人物などいるのだろうかと訝しがっていると、上のフロアでドアを開ける音がして取引先の方が誰かに呼びかけました。こういう時にいつも感じることですが、中国人は声が大きい人が多く、日本人からみると無頓着とも思えるほどです。

彼は戸惑う私を置いてその部屋に入って行ってしまいました。どうすべきか迷っていると、すぐに戻ってきて部屋に入れと手招きします。

私が遠慮がちに中へ入ると、奥の六畳ほどの広さの、絵と書で壁が埋め尽くされた部屋に、ひとりの青年が微笑みながら椅子に腰かけていました。青年の脇の作業机の上には白い布が広げられています。使い込まれた道具がきちんと整理されて、道具箱の中に並べられていました。

こいつの仕事を見てやって欲しい。取引先の方はそう言い、白い布を指さしました。その上に白く光る小さな玉があります。手に取ってよく見てみろ。取引先の方がにやにやしながらその玉を一粒私に手渡しました。真珠でした。特に変わったところもない真珠の粒でした。

続いて手渡されたルーペで覗き込んだ私は、あっと声を上げ、玉を取り落としてしまいそうになりました。真珠に文字が彫り込まれていたのです。ひらがなで「ありがとう」と読めました。

驚いて顔を上げた私に取引先の方は、こいつは15年もこんなことをやってるんだ、と嬉しそうに言いました。

青年を振り向くと、彼は何も言わず、人懐っこい素朴な笑顔で私を見ていました。それが、私と彼との最初の出会いでした。

PEARL MAZIK(パールマジック)は、職人である彼との出会いから始まったのです。

MAZIK は MAGIC の間違いでは?とお思いの方が多いと思います。確かに彼の手は手品師のように、硬くて、すべてが曲面になっている真珠に肉眼では見えない小さな文字を手彫りで刻んでいました。レーザー光線などの機械で彫刻するのではなく、手で、ひと文字一文字、丁寧に刻んでいきます。彼が手彫りで刻む〈KIZAM〉姿に感動しました。手彫りで〈KIZAM〉刻むをどうにか表現したくてKIZAMを逆から表記して MAZIK としました。

彼は小さいころから絵と書が好きで、いつも何か描いています。

15歳の時に師と出逢い、本格的に絵画と書を学び始めました。そして彫刻。

最初は木の板に文字を彫り、次は石版、そして象牙。最終的にたどり着いたのが真珠でした。

小さくて、硬くて、滑りやすい真珠に文字を刻むためには集中力が必要です。何度も挑戦し、失敗を繰り返しては何度もやり直し、悔しさに涙を流し、諦めようと思ったこともありました。一緒に学び始めた仲間たちは次々と辞めていきました。

彼は続けました。なぜ続けようと思ったのかはわかりませんし、彼もそのことについて語ってはくれていません。

それでも彼は挑戦を続けました。そして思うように真珠に文字を刻めるようになった時には、すでに15年の月日が経っていました。

今、真珠に文字を彫ることができるのはほんの一握りの者だけです。

また、0.3mmの小さな文字を彫るには目がとても大切です。

例えばパソコンやスマートフォンといった目に悪い影響を与えるものを、彼は極力使わないようにしています。

作業の時以外はできるだけ目を休め、テレビも長い時間見ることはありません。

目を休めると同時に手先の鍛錬も欠かせません。彼は絵画と書を毎日描くことで、技術と感性を磨き続けています。

今の便利になり過ぎた世の中で、ストイックなほどの修行をする人は探してもなかなか見つかるものではありません。15年もの月日を費やしてその技術を磨こうと志す者が数少ないのは仕方ないことです。

ですが、彼らの持つ素晴らしい技術を PEARL MAZIK(パールマジック)として皆さまにお届けできることは、私にとってこの上ない幸福です。
このかけがえのない技術を継承してくれる人材を育てるのが今の課題であり目標となっています。

PEARL MAZIK(パールマジック)を目の当たりにして、その技術に感嘆していただきたい。そしてその貴重な技術によって、素敵な『想い』を真珠に刻み込んでいただきたい。

それが職人である彼とその技術を支え、さらに磨いていくための支援となっていくのです。

どうぞPEARL MAZIK(パールマジック)をよろしくお願いいたします。

株式会社RKT 代表取締役 横地 広之


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